人間関係の定期メンテ
数か月置き+年始の挨拶にLINEを送ってくる大学生時代の友人がいる。
相手には彼女もいるし、宗教やマルチの勧誘もない。正直最初は身構えたが。
ただ一言「元気?」とだけ送ってくる。私が返信するまで追撃もしてこない。
だらっとした会話をする。本題に入るまでが長く近況報告が続いてそして、まぁ大抵が私が返信に困って途切れる。という流れである。
私はLINEをコミュニケーションツールというよりか何というか、連絡用という感じ、メールも然り。
どこどこ行きたいから一緒に行きませんか?などと言った本題を持ってLINEをする。
わざわざ個人にLINEで雑談を振るということがない。
だからこの友人に対して「本題はどこ。」と会話を探してしまって何となく疲れる。
多分軽い雑談をしたいだけな、気もする。知らんけど。
基本受け身だし、上記のようなお誘いをする前に「一人で行けるわ」となるので自分からLINEをあまりしない。
雑談をしたければTwitterにいって、誰かの呟きに反応すればいい。
または自分へのリプに返信すればいい。正直それで満たされている。
いつでも気軽に会話を終えることができるというのが性に合っている。
そういう性格もあって、私はライフステージが変わるごとに人間関係が上書きされていく。
携帯を持ったのは高校生の時今でも付き合いがあるのは1人。といっても県外に就職したのでTwitterで見かける程度になっている。
後は小学生の時の友人が1人、中学生の時の友人が1人、大学の友人が数人。
上記の友人たちといまだにつながれている理由がそれぞれがアクティブなTwitterユーザーであるという点である。
マジでTwitterが無かったら私のリアルの友人誰もいないんじゃなかろうか。
そのように人間関係は常に途切れるものと思っているし、実際にそうなっている。
そう考えるとこの定期的なLINEは人間関係のメンテナンスなんだろうなと思う。
そうやって人間関係を切らずにいる。
よく考えればこの友人は顔が広く、フットワークも軽かった。悪い噂はまぁ聞いたことない。噂をするような友人がいなかったというのもある。
何てもメンテが必要。そういうもんなのかもしれない。凄いなお前と思いつつ「かろうじて生きてる」と返信した。
私との関係をメンテしてくれてありがとうな。